家康公 伊賀越えの歴史を旅する

- comments(0) trackbacks(0) チカウジ

体育の日、松平観光協会と松平親氏公顕彰会との合同視察研修が行われました。

今年のテーマは「家康公危難の伊賀越えと伊賀上野散策」です。

 

まず最初に「伊賀越え」とは・・・

簡単にお話をさせていただきますと、1582年に織田信長公が本能寺の変により討たれた直後に、身の危険を感じた家康公は急いで三河へと戻ります。

しかし、道中は安全ではありません。

むしろ、周りはすべて敵・・・のような状況です。

この時、家康公をもてなしたのは宇治田原の城址である山口甚助と養子の藤左衛門でした。

藤左衛門の実家である多羅尾(甲賀市信楽町)に早馬で連絡し、一緒に家康公を案内します。

 

最初の内は警戒をしていた家康公も、名物の干し柿や新茶を出していただいた事に喜び、ようやく安心されました。

各峠を固め、多羅尾へはあやしいものは一切入れないようにし、家康公を守られたのです。

 

多羅尾からお斎峠(おとぎとうげ)に出て、野武士や山賊を倒しながら柘植(伊賀市柘植町)に着き、加太峠・関・白子浜へと進み、船で三河へ無事に帰る事ができました。

※伊賀越えのルートは諸説ありますが、柘植の徳永寺に立ち寄った事は間違いなさそうです。

 

「神君伊賀越えの難」と言われ、家康公の一生の中でも一番危険な出来事であったと言われています。

そんな苦しい思いをされた家康公の足跡を辿ります。

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まずは伊賀上野城へ。

スタートから後れを取っていたので、スケジュール調整でいきなり伊賀流忍者博物館へ。

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忍者屋敷に潜入!

(当然入館料を払って)

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忍者さんに忍者屋敷の案内をしていただきます。

様々な工夫がされた忍者屋敷。

そのからくりは説明をしていただかないと気付かないものばかりでした。

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そして伊賀忍者特殊軍団 阿修羅さんによる忍者ショー。

何と!

頭領の半蔵さんがここから撮っていいよ!と、楽屋に入れてくださいました♪

本当は写真撮影は禁止です。

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この方が頭領の半蔵さん。

刀を振りかざし、吹っ飛んだ巻藁を・・・

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空中で更に一刀。

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お見事!!

鳥肌立ちました〜。

半蔵さんでも失敗することがあるそうですが、それほど難しい技なのですね。

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忍者が使う弓矢は、用途に合わせて色々な使い方があります。

遠くに射る際は火薬を使って飛ばしました。

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吹き矢には忍者姿の外国の女性。

最後はしっかり的を射ました。

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忍者と言えば手裏剣が一番の道具に思えますが、実はそうではないのです。

結構重たいものなので、持ち歩いてもせいぜい3個くらい。

その為、身近な物をなんでも武器にしてしまいます。

色々な物を使った技をたくさん見せてくれました。

くの一さんもめちゃくちゃカッコ良かったです。

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相変わらずの忍者人気ですが、阿修羅さんはパフォーマンスとして訓練をしているのではなく、正式な忍術として訓練をしています。

ただカッコいいだけのステージとは違いますよ。

本物の忍者の技をぜひご覧ください。

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お外では忍術体験ができます。

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そしていざ天守へ。

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おもてなしステージを行っていました。

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青空が気持ち良い。

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上野城はあの築城の名手、藤堂高虎公も手を掛けられたお城です。

現在の天守閣は昭和10年(1935年)に再建されたものです。

最上階の部屋には気持ちの良い風が吹き込んできて、眺めは山々に囲まれた盆地であることがよく分かります。

 

なかなかゆっくりできませんでしたが、上野城を後にして昼食へと向かいます。

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やっぱりご飯は楽しみ。

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ボリュームのあるとろろごはん。

美味しくいただきました。

 

このあとは山を越え、甲賀市信楽町へ。

本当はお斎峠を通りたかったのですが、大型バスでは通れませんでした・・・。

向かった先は

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多羅尾代官陣屋跡。

ここから家康公は伊賀に向けて山越えをするのですが、付き従った方たちの名簿が今でも残っています。

伊賀者200名と書かれていますが、伊賀忍者の方たちでした。

ちゃんと一人一人の名前が残っています。

甲賀衆は150名。

忍者と言えば甲賀忍者・伊賀忍者が有名ですね。

忍者ハットリくんや甲賀忍法帳など、昔から人気です。

 

多羅尾を後にして再び伊賀市へ。

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どんなルートを通ったとしても、ここだけは必ず立ち寄っていると言われる徳永寺。

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手水鉢が珍しい。

何か文字が掘ってあるのだろうと思ったものの、どの方面から見ればいいのか分かりませんでした。

後でご住職さんに聞いてみると、お写真の向きが正解でした。

何の文字が掘られていると思いますか?

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三つ葉葵と立葵の家紋が見られます。

伊賀越えの際に、助けてもらったお礼に葵の家紋の使用を許されたと言われています。

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まずはみなさんとお参り。

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ご住職さんが色々なお話をしてくださいました。

地元の人ならではのお話が聴けて、本当に勉強になりました。

インターネットや本には載っていない事などは、やはり地元の人に聞く事が一番ですね。

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松平の地が歴史に埋もれる事なく続いているのは、家臣だけではなく、様々な場面で必死にご尽力されたたくさんの人たちがいらしてこそなのだな、と改めて思いました。

その地に行って学ぶことってとても大切な事ですね。

今年も色々と勉強になった視察研修でした。

 

そうそう、手水鉢に掘られた文字。

「水」でした。

わかりましたか?

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